職場が変わり、家賃や立地条件などからロフト付きの部屋に引っ越すことになりました。
ネットの評判ではデメリットが多いと評されているロフト付きのお部屋。
しばらく住んでみて感じたメリットをお伝えします。
目次
デメリットが多いと言われるロフト付きの部屋
- 空調の利きが悪い
- 夏は暑い
- 梯子が邪魔
- ロフトの使い道はあまりない
- 上り下りがめんどくさい
- 梯子から落ちる
等々……
ネットでちょっと検索しただけでもこれだけのデメリットが出てくる、あまり評判の良いとは言えないロフト付きの部屋。
メリットといえば
- 収納が多い
- 冬は暖かい
- 家賃が安めのところが多い
くらいのものです。デメリットよりメリットの数が少ない。
しかし実際に住んでみて、「収納が多い」ということは、圧倒的なメリットであることを知りました。
「収納が多い」ことは圧倒的メリット
近年は物を減らす、ミニマリズムが流行っていますが……
逆に言うと意識しなければ、普通に生活していると自然と物は増えてしまうものです。
物が増えてもきちんと収納して片付けていければ良いのですが……
収納不足が汚部屋の原因!
物が増えても、部屋の広さや収納は変わりません。
棚など収納家具を増やすとその分部屋が狭くなります。
ロフト付きの部屋なら物が増えたらロフトに上げるだけでOK。
収納の多さは、片付けの簡単さに直結します。
生活スペースがすっきりする
ロフトに荷物を上げてしまえば、もうその荷物は梯子を上がらなければ目につきません。
下の生活スペースはすっきりした状態で保つことができます。
6畳+3畳ロフトでロフトに物がいっぱいでも、下の6畳はすっきり綺麗です。
同じ畳数で、9畳の部屋のうち3畳に物がいっぱい、という状況を考えてみてください。
同じ畳数で同じような収納状況でも、ロフトなら目につかない分片付いて見えます。
綺麗な部屋は、綺麗に保つことが出来る
一度物があふれてしまうと、片付けがめんどくさかったり、汚しても何ら気が咎めなかったりと、どんどん汚い部屋に近づいて行ってしまいます。
一方、部屋がすっきりしていれば、掃除や片付けも簡単、綺麗に保とうという気になれます。
ロフトに荷物を上げて生活スペースに物が少ない状態にしておけば、簡単に部屋を綺麗に保つことができるんです。
ゴミなどの見たくないもの、とりあえず上へ!
収集待ちのゴミ袋や段ボールなどはかさばるので置き場所に困ります。
大きなゴミをしまえる場所もありませんし、かといって目につくところにゴミを置いておきたくないですよね。
そういう時はロフトに上げれば、見えなくなります。
他にはペーパー類や洗剤のストックをまとめ買いしたとき。
こういうものを部屋に置いておくと生活感が溢れ出てしまいますが、かさばるのでなかなか置き場所に困ります。
これもロフトに上げればOK。
上に投げ込むだけ!
ロフト収納の優秀なところは、上に投げ込むだけでとりあえず片付くところです。
ベッド下収納のように屈みこんで、ベッドから引き出しを引っ張り出して……というようなことも不要。
押し入れ収納のように無事閉まるよう整理することも不要。
ロフトは収納力抜群な上、手軽なんです。
後で整理するのも簡単
ロフトはある程度の作業スペースがあるので、投げ込んだものをあとで整理するのも簡単です。
棚や引き出し、押し入れでは一度出して整理する必要がありますから、それに比べれば超簡単です。
私のロフト活用状況
私はロフトをクローゼット+押し入れにしています。
服はスーツや肌着、寝巻などの平日毎日使うものは下に置き、休日着る服やオフシーズンの服はロフトに上げています。
背の低め(ロフトの天井は低いため)のハンガーラックをロフトに用意しておくと、畳まずハンガーにかけて収納できるので便利です。
他には
- 日用品のストック
- 鞄
- 滅多に使わない工具など
- 記念品など、使わないけど捨てたくないもの
- 収集待ちのゴミ
等をロフトに上げています。
デメリットは多く、メリットは少ないけれど……数じゃ図れない!
ロフト付きの部屋はデメリットは多く、メリットは少ないです。
しかしメリットデメリットを数で考えることは間違いだと気づきました。
デメリットが100個でメリットが1個だとしても、1個のメリットの方が100個のデメリットより大きいこともあります。
ロフトの数少ないメリットの一つ、「収納が多い」が正に私にとっての1個の大きなメリットでした。