私の大学不登校体験談を語ったり、原因を考えてみようと思う。

私は大学を中退しました。

原因は不登校です。

正確には、学校に行っても講義に出れませんでした。

 

不登校になって大学を中退したことについて今までずっと負い目に感じてきて、考えないようにしようとしていました。

ですが時間がたち、気持ちの整理もついた今。

真面目に不登校について考えて、書き残してみようと思います。

大学から不登校に

小学校、中学、高校と、ほぼ皆勤賞で登校していました。

学校はめんどくさくて、朝起きるのが大変だけど当たり前に行けて、行くべき場所でした。

でも大学生になって突然学校に通えなくなったんです。

 

今まで私は不登校当事者でありながら、不登校とは自分はあまり関係ないと思っていました。

不登校って、小学校、中学校、高校に行けない人たちのことだと思ってたんです。

 

大学に行かない人はたくさん居るんだから、大学に通えないのは不登校ではなくただのサボりだ」と。

そう考えて余計に苦しんでいました。

私の不登校の原因

今までは「通えない理由なんて何一つない。自分が怠惰な性格だから」と自分を責めるだけになってしまうので考えないようにしてきた、不登校の原因。

一歩引いた目線で何故不登校になってしまったのか考えてみました。

高校と比べてサボりやすかった

高校までは一切のサボりもなく登校していました。

それは「サボれなかったから」なんだと思います。

学校をサボれば先生に怒られるし、家に電話も行きます。

 

大学では授業に出なかったくらいでいちいち怒られたりしません。

家に電話も行かないし、制服もないので街をうろつくのも自由。

大学に入った途端に学校が「サボれない」ものから、「簡単にサボれる」ものになったんです。

サボることに慣れてなかった

簡単にサボれるようになってしまい、自由を矜持する私。

ですが、サボることに慣れていなかったんです。

 

サボることに慣れている人はサボっていい場面といけない場面がわかります。

私にはそれを見分ける経験がなかった。

なので一線を超えてサボってしまっていたんだと思います。

 

人生初めてのサボりで、サボりに関しての体制?のようなものも出来ていませんでした。

自己管理ができなかった

今までは学校に行きさえすれば先生が全部管理をしてくれていました。

それが大学になると自分で管理しなければいけなくなります。

私にはそれができませんでした。

遅刻や欠席した講義に出席しづらかった

これもまたサボることに慣れていなかったからなんですが。

一度サボってしまうと、欠席した講義に出づらくなったんです。

 

「怒られるかもしれない」「知り合いにからかわれるかもしれない」「内容がわからなくて辛い」「もうこの講義は諦めたほうがいいかもしれない」と考えてしまっていました。

人間関係が希薄になった

大学ではクラスメイトなんてあってないようなもの。

サークルだって、高校時代の部活動ほど親密な仲になることは少ないです。

 

上辺だけの付き合いで、授業をサボっても心配してくれるような友達は居ません。

「おめーやべーなwww」と面白がるだけ。

打ち込むものが無くなった

高校時代は授業態度こそ不真面目でしたが、真面目に部活動に打ち込んでいました。

部活動に支障が出ない程度には勉強もしました。

 

しかし大学になると打ち込むものがなくなってしまいました。

サークルもゆるいし、それほど仲の良い人も居ないし、学校に行く楽しみがなくなりました。

通学時間やバイトなど生活が変わった

通学時間も変わりました。

高校は毎朝同じ時間に行けばよかったのですが、大学だととっている講義によって変わります。

このような環境の変化に対応できていませんでした。

 

バイトも始めました。

「仕事だから」と言って学校より優先して考えるようなこともありました。

学校をサボった分バイトに逃げていた

学校をサボり、学校に行きたくなくなり、罪悪感いっぱい。

「自分はダメなやつだ」と思う気持ちをバイトで発散していました。

 

世のため人のために役に立てることが実感でき、さらにはお金がもらえる。

学校よりもバイトにのめり込んでいきました。

不登校時代辛かったこと

不安や罪悪感でいっぱい

夜眠ろうと思うと今後の不安や罪悪感で眠れなくなります。

「このままじゃ絶対留年する」「親にはなんて言おう」「もしこのまま大学に行けなかったら」と。

結果、講義中の居眠りやサボりにつながるんです。悪循環。

 

市販の鎮静剤に頼ってみたこともありました。

精神科の受診をすすめられたこともありました。

通えると思っているけど通えなくて、情けない

これが一番辛かった。

「大学に通えない原因なんてない、自分が頑張れば出席できるし、ほかの人と同じように単位を取らなければ」

「自分はその気になればすぐ大学に通える」

 

そう思ってるんだけども、通えないんです。

自分のことを講義をサボるダメ人間と、自分で責め、情けなく思っていました。

通えないということを認め、解決策を考えることができませんでした。

誰にも相談できなかった

大学で相談するような友達は居ませんでした。

自分から進んでどこかに相談しに行こうとも思っていませんでした。自分だけの問題だと考えていたから。

親には怒られるだけでした。

 

そもそも通えないことを認めないと、誰かに相談する機会はないんです。

不登校の対処法

私自身、不登校で退学してしまったのですが。

大学のシステムで、いくつかの対処策を受けたことがあります。

カウンセリングを受ける

まずは成績不振を理由にスクールカウンセラーを紹介されました。

どこの学校にも大体カウンセラーがいると思います。

 

私もカウンセリングを受けましたが、親身になって話を聞いてくれました。

これからの講義の取り方、精神科の受診についてなどのアドバイスも受けました。

 

私は「その気になれば通える」と思っていたので適当な受け答えをし、そうそうにカウンセリングを受けなくなりましたが、ちゃんと話していたら何か変わったのではないかと思います。

講義を減らす

大学のシステムで、成績不振のため講義数を通常の半分程度しか取れないようになりました。

講義を減らして余裕を持って登校できるようにしたら、何か変わるのでは、と。

 

結果として、私の不登校は変わりませんでした。

が、人によって効果的な方法は違うもの。試してみる価値はあると思います。

休学する

最後の最後で、休学するか退学するか選択を迫られました。

私はそのまま退学してしまいました。

きっと私は一生大学には通えないだろうと。

 

そんな私でも数年働いてきて、「やっぱり勉強したかった」と思うことは何度もありました。

一度大学から離れることで変わってくることもあります。

私もあの時もし休学にしていたら、もしかしたら大学に戻っていたかもしれません。

不登校で大学中退しても、まともに働いて生きていける

私は不登校になり、大学を中退しましたが、今はまともに働いています。

病欠以外の欠勤もなく、優秀とはいえませんがそこそこ真面目な働きぶりだと自負しています。

お給料も多くはないですが、社会保障完備の正社員で働いています。

 

大学を中退してもまともに生きていけます。

実際、私がまともに働いて、生きています。

どうか大学不登校、大学中退を気に病みすぎず、胸を張って仕事に臨んでください。